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応接室のお花から感じること

見習うべき心のこもった仕事

会社には、毎週月曜日に応接室のお花の入れ替えにお花屋さんが来社します。来社するたびに必ず明るく大きな声で「おはようございます」と私たち社員一人一人の心まで明るい気持ちにしてくれます。美しい花の種類に関心を持つお客様のために、花の種類をネームプレートにして花瓶の前に置きたいと伝えると、すぐに花の名前を前もって書いてきてくれるようになりました。
延命剤を使って少しでも長く花が美しく咲いていられる工夫や、気付くといつもきれいになっている花瓶の周りなど、決められたことを淡々とこなすだけの今流の「作業」ではなく、お花屋さんの真心のこもった仕事にこちらの心も一緒に温まり、いつも感謝しています。そして、その心が来社されたお客様の心に届き、訪問する度にスマホで写していかれるようになりました。

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雑草という草はない

身近なものの本質に気づく

突然ですが皆さんは、「雑草」に興味を持ったことはありますか?
雑草とは、自然に繁殖する植物のことをいい、無用ではなく薬としての効能を持つ植物がある一方、毒を持つ植物などさまざまです。
かつて、昭和天皇が「雑草という草はない」とおっしゃったのをご存じですか?
私は、「セラリカ大学」で、このことを社長より教えていただきました。
天皇の御座所の庭「広芝」には、その名の通り広い庭であるだけに、あちこちから草の種が飛んでくるため、夏になると多様な雑草が生い茂っていたようです。戦後間もないある夏、天皇皇后、両陛下が避暑からお帰りになった際、侍従長じじゅうちょうの入江さんが「真に恐れ入りますが、雑草が生い茂っておりまして、これだけ残ってしまいました。いずれきれいに致しますから」とお詫びをしたそうです。すると、昭和天皇は「もともと雑草という草はありません。どんな植物も一つ一つ名前があって、自分の好きな場所で生を営んでいるので、人間の一方的な考え方で、これを切って掃除してはいけませんよ。」と深い意味を伝えたそうです。
私達が“雑草”と呼ぶ植物にもそれぞれ名前があり、「花言葉」もあります。どんなに抜いても生えてくる、生命力のある嫌われ者の“雑草”も、私達の目に四季を感じさせてくれるばかりか、一つ一つ名前を持ちこの世に生み出され、二酸化炭素を吸収して酸素を排出し、水をきれいにし、まさに地球全体を美しく支えているのです。
日本人の、もともと持っている「気づく心」で、小さな生命に目を向けてみませんか?
<参考文献> ●入江相政, 「宮中侍従物語」/1980年出版

草について深く知る

ここでは、道でよく見る一つ一つの草についてご紹介致します。

ハルジオン

キク科ムカシヨモギ属に分類される多年草。
花を折ったり、摘んだりすると貧乏になる、という言い伝えから、貧乏草とも呼ばれます。
牧草地や畑など、窒素分の多い場所を好んで生育しており、天ぷらやお浸しなどにして美味しく食べることが出来ます。花言葉:「追想の愛」

ドクダミ
(別名:ドクダメ、ジュウヤク、ギョセイソウ、ジゴクソバ、ウマゼリ)

ドクダミ科ドクダミ族の多年草。
湿った陰地などに群生し、独特の香りを持ち、古くから民間薬としても広く利用されています。
花言葉:「野生」「白い追憶」
効能:解毒、解熱、動脈硬化予防、利尿作用

タンポポ

キク科タンポポ属の総称。
日本でよく見ることの出来るタンポポには、古来から自生していた日本タンポポと、明治以降に外国から持ち込まれた西洋タンポポがあります。日本タンポポは開花時期が春に限られ、西洋タンポポは季節を問わず都心でよく見られます。
花言葉:「愛の神託」「真心の愛」「別離」

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アフターコロナの今心に留める花言葉

「溢れる向上心」「情熱」
花名:レンゲツツジ

「幸せを招く」
花名:フクジュソウ(福寿草)

「団結」「協力」
花名:テンニンギク

「逆境に耐える」「苦難の中の力」
花名:カモミール

「再生」「未来への希望」
花名:ユーカリ

「長寿」
花名:イチョウ