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応接室のお花から感じること

見習うべき心のこもった仕事

会社には、毎週月曜日に応接室のお花の入れ替えにお花屋さんが来社します。来社するたびに必ず明るく大きな声で「おはようございます」と私たち社員一人一人の心まで明るい気持ちにしてくれます。美しい花の種類に関心を持つお客様のために、花の種類をネームプレートにして花瓶の前に置きたいと伝えると、すぐに花の名前を前もって書いてきてくれるようになりました。
延命剤を使って少しでも長く花が美しく咲いていられる工夫や、気付くといつもきれいになっている花瓶の周りなど、決められたことを淡々とこなすだけの今流の「作業」ではなく、お花屋さんの真心のこもった仕事にこちらの心も一緒に温まり、いつも感謝しています。そして、その心が来社されたお客様の心に届き、訪問する度にスマホで写していかれるようになりました。

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コロナウィルスで何となく暗い気持ちになっている皆様に明るい話題を提供します。

日本の誇るべき女性伝統工芸士

このH.P.で取り上げてきた、女性伝統工芸士の上田環江さんは、毎年3日間開かれる東京手描友禅のコンクール展示会「染芸展」にて、コロナウイルスで開催が危ぶまれる中、今回は関係者だけの半日開催の染芸展となったが、その困難の中で、この展示会のトップ賞である「関東経済産業局長賞」「染芸展賞」をW受賞されました。
上田さんは依頼されるお客様の想いや気持ちをじっくりと聞き、その上でその想いを充分に生かして作品づくりに心を込めて取り組まれています。

また、並行して2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、世界196の国と地域をイメージした和服の振袖を制作するビッグプロジェクト「KIMONO PROJECT」においても、世界で最も戦乱に苦しんでいるアフガニスタンの人々へ想いを馳せながら、平和への強い念を込めた素晴らしい振袖を制作されました。

100か国完成披露式典の動画  上田環江さんの作品 3分48秒~
今の世の中、派手なものだけが取り沙汰されていきますが、「思いやり」や「温かさ」は常に地味なものです。この作品一つ一つに込められた上田さんの想いが、色鮮やかな振袖を着る時のように、私達の気持ちも明るくしてくれます。そんな上田さんを、 やはり神様は、“ちゃんと見ていらっしゃる”と強く感じることが出来ました。