セラリカ構想

セラリカ構想とは

「セラリカ」とは、スペイン語で「ロウ」を意味するセラ(CERA)と、「豊かな」を意味するリカ(RICA)を組み合わせた生物の生み出す保護物質として生命ロウの愛称です。コピーのトナー等のハイテク情報記録材からヘアーワックス等の日常的な化粧品にまで幅広い用途で利用されるとてもユニークな天然素材です。当社は、途上国内陸部に木を植え、生命の生み出す生命ロウ=セラリカを収穫することにより、貧困に苦しむ生産現地農民のための村おこしを実現し、さらに緑の拡大による環境の向上をも両立することの出来る新たなコンセプト「セラリカ構想」を30年以上前の1990年に初めて提唱しました。

中国でのカイガラ虫による雪ロウ生産のJICAプロジェクトをはじめ、ベトナム、マレーシア、キューバ、メキシコ等海外でも経済発展と環境の向上を両立できる新たなモデルとして高い評価を受けてきました。 大宅賞作家、野村進氏のベストセラー「千年働いてきました」にも宇宙人企業としても取り上げられ、その後長寿企業がブームになる中、長い歴史を持ちながらも舐められるワックスの開発に取り組む面白い会社として、人気番組「がっちりマンデー」の300回記念番組で、世界最古の歴史を持つ金剛組とともに弊社が取り上げられました。