つるかめ喜多工場
つるかめ喜多工場でモクロウの生産復活
当工場の前身は愛媛県大洲市長浜にて大正8年に創業した名門・喜多製蝋所です。2012年に廃業致しましたが、弊社社長 野田泰三が「木蝋業界の今後の発展には、良きライバルを決して絶やすべきでない」と考え、損得を越えて会社を買取りモクロウの生産を再開しました。
つるかめ喜多工場には、日本最古の稼働している煙管式ボイラーがあり、伝統的なエコエネルギー製法で大切に使い続けており、県内はもちろん東京からもたくさんの方々が好奇心を持って見学に訪れています。
エコボイラーで燃やした後のハゼの実の灰は新たな釉薬として、九州の女性伝統工芸士とコラボした「花咲かじじいプロジェクト」によって生かされ、美しい器の新色を生み出しています。