経営方針
社長 野田泰三が2020年に定めた経営方針。
方針
中庸で一隅を照らし、天然の豊かさを創造し、その価値を世界の誰もが知る企業となる。
戦略
効率性のみを重視する現代的経営ではなく、皆に見捨てられている解決困難な仕事に自ら取り組み、一歩一歩地道にやり続け、体当たりで挑戦し成功させることにより、弊社の話題が出たら、その真正面からの愚直な取り組みに、思わず皆が笑顔になる会社を目指す。セラリカNODAの社員の子供達も将来は心からこの会社で働きたいと思うような生き生きした豊かな企業を目指す。
戦術
戦略を達成するためには、社員の成長が一番重要だと考えており、社内に創設した「セラリカ大学」で、社員が「日本語」の言葉とその深い意味を深く学び、思い通り使えるよう教育する。ハゼ・木蝋に対する社員自らの困難な問題へチャレンジした後の失敗経験を生かし、強い当事者意識で宝に変えることによってつくり上げた「セラリカ方式」を自らの土台にして、世界中の人々のお役に立てるように日々進歩・発展させていく。
経営理念
社長 野田泰三が真に豊かな21世紀に向けて、2001年に定めた弊社の経営理念。
社是
先々代社長 野田幸資(野田守)が定めた企業姿勢、指針。
上記の文字は先々代社長 野田幸資が揮毫した社是。
一、異体同心 関わる人間が心を一つにして、同じ目標を理解し仕事に取り組む。
一、自行化他 自分たちの日々の行いによって、その「後姿」で周りに示し教育する。
一、利他為本 関わるすべての人たちや社会が、共に豊かに幸せになるように「利他」で仕事をする。
社是の意味についてのお問い合わせが数多く参ります。
そのお気持ちに心より感謝致します。ありがとうございます。
野田家に伝える言(社訓)
野田製蝋中興の祖 野田家第十代 野田家胤(旧名 勘一 71歳)が定めた社訓。
一.東照公遺訓※を守る事
やり続けて大業を成せ
二.正義に生る事
正義
三.祖先をうやまい本家を立る事、
根を切って枝葉の栄える道理なし
先祖供養
四.人は常にはだかで人の為め働くべし
人を助くれば我が身も助かる
私欲起せば家を破壊する
セラリカ構想の源
となる利他理念
五.人は責任感を強く持ち上下を問わず
自分のあたえられたる仕事に努力すべし
責任感を持ち
一致団結
六.若し成功しても自分がえらいと思うな
上には上がある
上の人について終身勉強せよ
死ぬまで学ぶ向上心
七.事業については原料を高く買い製品を良く造り
安く売ると云う気持ちで進むべし
元祖SDGs
八.頭の下る程名は上るものなり
野田家を末代までたをれぬ様環境を正しくすべし
謙虚さを常に持ち
長寿企業となれ
※東照公遺訓
慶長八年正月十五日(1603年)
徳川家康
人の一生は 重荷を負て遠き道をゆくが如し いそぐべからず
不自由を常とおもへば不足なし こころに望おこらば困窮したる時を思ひ出すべし
堪忍は無事長久の基 いかりは敵とおもへ
勝事ばかり知りて まくる事をしらざれば害其身にいたる
おのれを責て人をせむるな 及ばざるは過たるよりまされり