私達若者が日本茶の魅力を知り広げよう
2020年11月6日

日本茶はとても繊細な飲み物

お茶は、私達日本人にとって、とても長い歴史を持つ馴染み深い飲み物です。弊社の創業も福岡県八女市で、全国ブランドの八女茶が有名です。私達の身近にあるお茶は、ペットボトル・茶葉・ティーバッグ等さまざまですが、家の中では急須を使って時間をかけて淹れる茶葉よりも、ペットボトルを利用することが多いのではないでしょうか。
皆さんは、日本のお茶が元々とても繊細な感性が必要であることに気がついていますか?
日本のお茶が繊細と言われる理由は、その淹れ方だけでなく茶葉の育て方や製造技術にあります。日本茶は淹れる時のお湯の温度によって味に差が生まれ、茶葉本来のコクと香りを、淹れる人の巧な技術で引き出し、飲む人も時に味わい分けるという高度な感覚を育み愉しんでおります。そして、もう一つの繊細さは、ただ乾燥させるのではなく、「人肌(34~35℃)を保ちながら時間をかけて、揉み方を調節しながら乾燥させる」というお茶づくり技術の高さにあり、これは世界に誇れる日本の伝統技術です。
お茶を飲む時、皆で空間を温かく共有することは、日本流のおもてなしの原点です。21歳になった私は、最近このお茶の繊細さや奥深さに触れ、お客様にお茶をお出しする立場として、いつでもより良い時間を、お客様にお過ごし頂くために、お茶屋さんを度々訪問し、お茶の美味しい淹れ方やそれぞれの地域の茶葉の長所について深く学んでおります。
もし皆さんの中に「そういえば、最近香り豊かなコクのあるお茶を飲んでいないな」という方がいらっしゃいましたら、お近くのお茶屋さんに立ち寄り、一番好みのお茶を選び、茶葉から適温でお茶を淹れて、お茶の豊かさを楽しみ、ほっと一息してみませんか?

<参考文献・URL>
お茶うけ屋HP
https://ochaukeya.com/japanesetea/japanesetea-04