「米中貿易戦争と日本経済の突破口」
2019年12月26日
― 「米中トゥキディデスの罠」と「一帯一路」 ― 花伝社 2019年8月10日発行
「米中貿易戦争と日本経済の突破口」について
本書は、全10章からなる中国の政治経済の最高峰の10人が出筆し東洋学園大学教授 朱建榮氏が編著された本です。中国に大きく差をつけられる中、米中貿易戦争が起こり、戸惑っている日本の現状へ警鐘を鳴らすとともに、世界がAIと「データ」に飲み込まれる時代のなかで、今後の日本経済の活路はどこにあるのかについても書かれた売上好調の本です。
弊社社長が書き下ろした第8章
187年の歴史を持つ弊社の経験に基づいた日本独自の発展をめぐって、世界で一番日本にある長寿企業の隠された秘密のコツ、天然物の思わぬ長所を「生かす発想」で開発、害虫から益虫への発想の転換、若者が森に回帰することに成功し始めた「ハゼの実スクール」の開講、生産途上国のSDGs的貧困脱却への貢献、セラリカ現場社員のために創った「セラリカ大学」でストロー革命に立ち向かう等、そうした若者再興の物語が書かれております。
弊社社長からのメッセージ
何のために文章を書くかについて昔考えたことがあります。その時に出会った『地獄の思想』という本の中で哲学者梅原猛は、「利他」のために、賢治のように文章を書きなさいと勧めてくれました。上手い下手は別にして、相手の哀しみに届き、相手の心を晴れさせる文章を目指して書くようになりました。「米中貿易戦争」という凄まじい嵐の中にも、その中に真面目に明るく生きる、私の出会ったかけがえのない人達のことを、現代の若者へのメッセージとなるように書いてみました。